CT検査について
CT(Computed Tmomogaraphy)検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。体内の様々な病巣を発見することができます。特に心臓や大動脈、気管支、肺などの胸部、肝臓、腎臓、腸管などの腹部の病変に関して優れた描出能が知られています。
当院では2024年11月よりマルチスライス16列CT診断装置(キャノンメディカル社 Aquilion start)を導入いたしました。Aquilion start はキャノンメディカル最新技術であるAI(深層学習)を用いた AiCE(Advanced intelligent Clear-IQ Engine を搭載しています。AI を用いた最新技術により高精細な画像の取得、大幅な被ばく低減を実現することが可能となりました。また、患者さんに優しい設計で、最新の技術を組み合わせて CT の問題となるアーチファクトを総合的に改善します。
以下に特徴をお示しします。
- AI(深層学習)によるノイズとシグナル成分の識別する新技術を搭載しています。従来 CT 装置と 比較して 60%以上の被ばく低減が期待できます。
- 患者さんに優しい CT「Aquilion Start」は大開口径ガントリで、圧迫感が少なく CT 検査を受けていただけます。
- テーブルの高さも 312mm と低い寝台であり、車いすの患者さんや足腰に不安のある患者さんの 寝台への乗り降りもしやすい設計になっています。
- 胸部や腹部の CT 検査時の息止めが困難な方には、短い時間で撮影が可能な高速ヘリカルスキャを 行えます。
- 人工関節やペースメーカー植え込み後の方には金属アーチファクト低減処理 (SEMAR)を行い CT 画像を作成します。
Aquilion start 2024.11導入 (キャノンメディカルシステムズ株式会社)
最新CTスキャナーはAI(Deep Learning)による最新の被ばく低減技術を搭載しています
- AI(Deep Learning)により設計された被ばく低減技術が搭載されています
-患者様のご負担を低減しつつ高画質な画像を取得できます- - 金属の影響を低減することが可能ですので、金属が体内に留置されている患者様にもCT検査を受けていただけます。
- 高速スキャンと最新検出器により、スピーディに検査を行うことが可能です。